Question and Answer
膵臓がん 画像上の危険因子に関するQ&A
膵臓がんの画像上の危険因子
膵臓がんは遺伝子変異で生じます。遺伝子変異が生じても、多くの場合自覚症状はありませんが、画像検査を行うと遺伝子変異が生じたことがわかる所見が見つかることがわかっています。
この遺伝子変異が生じたことがわかる所見、
①膵嚢胞(IPMNを含む)
②膵管及び分岐膵管の拡張、狭窄、途絶
③膵の限局的委縮、くびれ
④膵石灰化(慢性膵炎・膵石)
を「画像上の危険因子」と定義し、状態の推移を経過観察することで早期の膵臓がんの発見を目指します。